
この世に絶対なんてない、とはよくいうけれど、それでも自分は絶対に大丈夫って思ってることって結構あると思う。
信念と言えば聞こえはいいけれど、所詮は自分は他の人とは違うっていう高慢な気持ちの表れなのかもしれなくて、その絶対には保証も裏付けもない。
いつだったか、まだ提督になりたてのころ、初雪を轟沈させてしまったことがありました。当時は知識もあまりなくて、なんとなく進軍して、そして沈めてしまった。
すごくショックでした。そしてそれ以来絶対轟沈はさせないって信念をもってやってきた。進軍には人一倍神経を使って、慎重にやってきた。はずだったのに。

飛龍ごめん。本当にごめんなさい。
ちょっとぼんやりしてて、気づかないうちに進軍していて。言葉がないです。

MI作戦、乗り切ったのに。
始めてしばらくしてから建造でお迎えして、蒼龍と一緒にがんばってきてくれたのに。
一緒に天山一二型も海の藻屑となりました。もう手に入らないので悲しいけれど、それよりも飛龍がいなくなったことがずっと悲しい。
自分は大丈夫なんて、根拠のない自信がもろくも崩れ去った瞬間でした。この夜はショックでよく眠れなかった。一晩経った今でも胸が痛い。
すこし落ち着いてから、大型建造で空母レシピを回してみました。

7回目で出てきてくれました。
この飛龍だって同じ飛龍なんだから、もう一度育て直せばいいと、そう思えれば楽なんでしょうけど。艦娘がかつての軍艦の生まれ変わりだというなら、何度でも生まれ変わってくるものだって思えばいいのだろうけど。
でもこの飛龍はMI作戦を生きて帰ってきた飛龍じゃない。そのことがとても辛いです。
轟沈で引退する提督の気持ちがよくわかりました。
まだ続けたいという気持ちはあるけれど、同時に続けられるか不安。出撃するのが怖いです。新海域も追加されましたが、全く行く気になれません。
でもやっぱり蒼龍の隣に飛龍がいないのは寂しいですね。できることならまた二航戦ペアで出撃させてあげたいです。時間はかかるだろうし、それで贖罪になるわけでもないのだけど。
そのときはもう二度と轟沈させない。絶対はないけれど、そのことが痛い程身にしみてわかったからこそ、誓いたい。
考え事してるときや、気分が落ち込んでる時は出撃は控えよう。よそ見してて進軍/撤退画面になってたら、迷わず撤退を選ぼう。帰ればまた来られるから。
最後に、飛龍の言葉を胸に刻み付けようと思います。
慢心はダメ、ゼッタイ。慎重に、そして、大胆に戦い抜こうよ!

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